Tohoku University Rowing Club

ポジションについて

漕手

実際にオールを持って船を漕ぐのがこの漕手。日々トレーニングに励み、部員同士で日々切磋琢磨しあう。大学でのスポーツ競技は、どうしても高校までの経験やそれまでに培った肉体がものを言いやすい。しかし、ボート競技は大学から始めるという人がほとんどであるため、どんな人でも始めやすく、誰もが本気で日本一を目指すことができる。

舵手(COX)

舵手(COX)の仕事は、漕手の漕ぐリズムや、ブーストをかけるタイミング、左右の漕ぎの強さの調整などを指示することである。また、コールによって漕手たちを鼓舞したり、逆に冷静にさせたりもする。さらに、練習やレースの記録などを管理し、漕手のコンディションや漕力を把握するのも舵手の仕事。ボート競技に対する豊富な知識や観察力が求められる。舵手の体重は、男子はユニフォームを含めて55kg以上、女子は50kg以上と定められており、レースの際には、その体重ギリギリに調整を行う。そのため、筋力やパワーが必要となる漕手とは対照的に、むしろ小柄な選手や華奢な選手が活躍しやすい。

マネージャー

マネージャーはエッセンと呼ばれる食事を作ったり、乗艇中のビデオの撮影などを行ったりする。しかし、マネの仕事はそれだけではなく、部の財政の管理や大学や他大との連絡、漕手の食事の栄養管理、OBOGとの連絡窓口、SNSなどを使った広報活動、外部を巻き込んだイベントの開催なども行う。それぞれが得意な分野で、男女を問わずに活躍している。目標に向かって日々努力する選手を幅広い活動で支えます!

学生コーチ・新人トレーナー

蓄積された知識と経験を、現役選手や新人に与える学生コーチは現役を引退した漕手や舵手などによって構成され、豊富な知識と経験から、練習メニューの考案やスケジュール管理などを行う。また、新人トレーナーは、ボート部に入部したての新入生に対して、ボートに関する基本的な知識を与えるだけでなく、初めてで不安の多い大学生活を手厚くサポートする。

© 2024 東北大学漕艇部

テーマの著者 Anders Norén