Tohoku University Rowing Club

[部内対談#3]入ったばかりの一年生は何するの?

-もうそろそろ新歓シーズン。第三回の今回は、昨年の新人トレーナーと新人の二人に去年の新人がどんなことをしていたかを聞いてみたいと思います!まずは自己紹介お願いします!

岩政:東北大学ボート部四年、新人トレーナーの岩政大悟です。入部当初は選手をしていましたが、去年から新人にボートを教える新人トレーナー、略して新トレをやっています。山口県徳山高校出身で高校の時硬式テニスをやっていました。学部は経済学部です。よろしくお願いします!

新人トレーナー岩政(一番左)

奥野:東北大学ボート部二年、こないだまで選手をやっていてcoxに転向した奥野瑛紘です。去年は大悟さんのもと、新トレを受けてました。埼玉県栄東高校出身で、高校までサッカーをしていました。学部は経済学部です。宜しくお願い致します。

二年cox奥野

※新トレ:入部したばっかりの一年生がすでに活動している先輩とすぐに一緒に練習するのは体力的・技術的に厳しいので一年生だけで集まって練習する期間のこと・そしてそれを教えてくれる先輩トレーナーのことです。
同期と仲良くなってほしいこともあり遠征や花火大会などのかなり楽しいイベントが多いです。

-最初に入部したきっかけ・決め手をお願いします。

奥野:同じ高校のサッカー部の一個上の先輩(木暮息吹さん)がボート部にいて、木暮さんから連絡が来ていたのでそもそもボート部のことを知っていました。そのこともあり、座談会などのボート部の企画に何回か行ってました。そのままその流れで入部しました!
決め手としては、先輩達の雰囲気がよかったことや、大学生として新しい暮らしを始めることに対しての不安を部員の方々が解消してくれたこと、そして何より部員の方々を見ていてこの部活に身を置いたら確実に充実感のある生活を送れるような気がしたからです!

岩政:自分は入学当初から何かしら部活に入ろうとは思っていました。でも高校のテニスを続けるような気にもなれなかったので大学で新しいスポーツを始めたいということでカレッジスポーツを探していました。そのなかでアメフトさんやラクロスさんなどを見に行ったのですが、ノリや雰囲気に自分が合いそうという理由からボート部に決めました。

※カレッジスポーツ:本来の意味と多少異なるが、大学から始めるのがメジャーなスポーツのこと。
アメフトやラクロス、ボートなどが東北大ではよく聞きます。

-次に新トレ期間の思い出を語ってほしいです。何となく時系列でお願いします。

岩政:入部当初はコロナの第四波の時期であったため、合宿所での活動ができてなかった時期がありました。集団で集まっての練習も禁じられていたため、公園にトレーニング機器を運び出して活動していました。せっかく入部してもらったのにボートすら漕がせることもできずにもどかしい気持ちでした。

奥野:一ヶ月ぐらいは部活らしい活動ができてない日々が続いていてもどかしかったです。それでも6月頭にようやく活動を再開することができて、初めて釜房艇庫という合宿所に行くことができました。土日は基本的にみんなで合宿をするといった新歓で聞いていたような練習をようやく始めることができました。
ここで初めてみんなで集まることができましたが、正直仲良くなれるかは心配でした。オンラインで何回か新トレ含め同期会をしていましたが、それでも初めて会うのはやはり怖かったです。

岩政:そんなこと言いながら割とすぐ仲良くなっていたよね。

奥野:そうですね。毎週合宿をしますし、平日も練習後に一緒に帰ったり遊んだりするので仲良くなってしまいますね。人には寄ると思いますがほかに友達がいらないと思うぐらいにはボート部の同期達とは仲良くなることはできます。
6月はそんな感じで毎週合宿していたら過ぎて言った記憶があります。個人的にはそのあとの7月がすごい濃くて印象に残っていますね。

岩政:この時期は受験終わりの一年生のためにゆっくりと練習をしていました。例年だとサッカーや鬼ごっこなどをやっていたりします。

-七月は北雄杯駅伝・部内レース・花火大会とイベントが盛りだくさんでしたね。そんな七月の思い出をお願いします。

奥野:北雄杯駅伝はボート部が毎年コスプレをして出ているイベントです。川内キャンパスから青葉山をぐるっと回るコースを周回する普通の駅伝なのですが、裏のイベントしてコスプレ部門もあります。そこにボート部一年生で全力で挑みます。自分はティンカーベルのコスプレをしました。男子ばっかりのチームだったのでキモイコスプレをできて楽しかったです。

岩政:北雄杯駅伝は毎年コスプレに全力投球するイベントで今年も出る予定です。自分も一年生の時同期とともにやったコスプレをいまだに覚えてるぐらいに楽しいイベントなのでお楽しみに笑

北雄杯駅伝(ティンカーベルは気持ち悪すぎたのでNG)

奥野:そのあとも部内レースと花火大会がありました。昼間にレースをしてその日の夜に花火大会をやったのを覚えてます。今まで割とボートを漕いで楽しんでいたところにレースを初めてやってみて部活らしさを感じました。今まで一緒に練習してきただけでしたが、初めてタイムを競ってボートを漕いだり、他チームを煽ったりしながら楽しんでいました。

部内レース

岩政:景品もあってめっちゃ盛り上がってました。でも僕が選んだ一位の景品のオリンピックTシャツを誰も来ているのを見たことがなくて自分はとても悲しいです。終わった後の花火もちょうど夏が始まったぐらいで夏らしいことができてよかったです。

-オリンピックTシャツは岩沼でも見たことがないです笑夏休み入ってからはどんな感じでした?

奥野:夏休みは台風が来たり、お盆休みがあったり、そのあと帰省した人はコロナの自宅待機があったりして合宿所で活動していた期間は短かったです。9月以降は十月の東日本新人戦に向かって練習してました。現役(新人以外のこと)の一部やコーチが来てずっと練習していました。その中でも艇庫でみんなで遊んだり、休みの時には男子全員で近くの温泉に行ったりして楽しんでいました。

岩政:受験でなまった体を取り戻す期間が過ぎてからはどうしても日本一を目指している以上、どんどんと練習が厳しくなっていきます。それでも同期みんなで団結していてつらい練習を乗り越えていました。
十月の中頃の東日本新人戦はほぼ一年生ででて二種目で優勝していました。新トレの成果が出たと思ってます。

東日本新人(一番奥が東北大学)

-なるほど。今年の新トレはどんな感じになりそうですか?

岩政:今年の新トレは“考えること・練習すること・自立すること”をテーマに行おうと思ってます。また、イベントもかなり盛りだくさんで、北雄杯駅伝や北大との定期戦(in北海道)、福島の喜多方遠征、北上川遠漕(川登り)、他大との合同合宿など楽しいイベントを行う予定です。コロナや天気などで全部が実現できるかは怪しいですが、それでもかなり濃い半年を過ごせると思います!

-最後に新入生に一言お願いします。

奥野:ボートは皆さんにとってあまり馴染みのないスポーツだと思ってます。自分もこの部活でボートという協議を知りました。そんな団体に所属することは不安もありましたが、何もかもが初めてなので今までの自分が知らなかった世界を知ることができました!同じことを続けることも、新しいことに挑戦するのもどちらも面白いと思いますが、新しい経験をしたいって方はボート部はおすすめです。待っています!

岩政:サークルに色んな団体に所属するのが、みんなが想像するような大学生活だと思います。もちろんそれも楽しいと思いますが、一つの目標に向かって未知のことに挑戦することも面白いと思います。今年の新トレも絶対楽しんでもらえると思ってます!皆さんの入部を待っています!

-お二人ともありがとうございました。四年生の自分から見ても例年に増して今年の新トレはかなりイベントが盛りだくさんで絶対楽しめると思います!皆さんの入部待っています!

前回:[部内対談#2]ボート部の魅力はやっぱり人!?

次回:[部内対談#4]男だってマネージャー!!

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